明けましておめでとうございます。
新年1発目にお出しするには周回遅れもいいところ。
はい。ポケモンZAの感想ですね。
今更出しますよ。
クリアするのも遅ければ書くのも遅い。
だからこんな時期に出すことになる。
ドラクエだってまだHD-2D版Ⅰ・Ⅱやってねえのに7リメイクが出ようとしている。
頭がおかしくなりそうだ!!
と、そんな自業自得から来る愚痴はこの辺にして本題に入ろう。
LEGENDSとしてはアルセウス以来約4年ぶりくらいの新作ZA。
ポケモンとしてはSV以来なので3年ぶりってところかな。
え?3年…?一年半前くらいの気持ちなんだけど…
とりあえずそんなZAをなんとかかんとかクリアしたのでさらりと感想をと思いまして。
ちなみに図鑑、モミジリサーチ、サイドミッションはコンプリート。
DLCはまだ未クリア。(絶賛プレイ中)
個人的に同じLEGENDSのアルセウスが途中で結構飽きがきてしまったことだったりPVで散々ミアレシティが舞台であることを強調していることから冒険感は全然ないんだろうなあなんて思ったりしちゃったおかげで正直そこまで僕の中での期待値は高くなかった。
とりあえずポケモン新作だから手を出すかくらいの軽いノリだったのだ。
が、これが意外と面白い、というかすっごい面白かった。
下手したら時間泥棒すぎて困らされたSV以上に楽しんでプレイしたかも。
ストーリー、キャラクター、難易度、どれをとってもちょうど良くてライトにポケモンを楽しむには最適解とすら思える一本じゃないかなと。
アクション要素が多少増えたもののよほど脳が昔のポケモンに支配されていたりだとかマリオで初っ端クリボーに当たって死にますみたいなレベルで苦手じゃなければ全然余裕でこなせる類のものだったしアルセウスのうっかりすると野生のポケモンにトレーナー自身がタコ殴りにされてゲームオーバーになる緊迫感はしっかりと継承しつつ、アクションのシステム上の存在感はアップグレードされていてアクションという観点においてはアルセウスから大きく進歩していたと個人的には感じた。
後アルセウスと比較すると全然酔うことがなかった。
これはゲームが進化したのが僕が進化したのかは不明だけど何時間プレイしても大丈夫なのは嬉しかった。
そしてアルセウスからの進歩を感じた点はもう一つ。
その冒険感の低さ。
まさかの高さではなく低さ。
これが意外にも加点要素になっていて個人的には自分の心境に驚きを感じたほど。
アルセウスでは村でミッションを受注してそれをこなすために複数のマップを行き来してこなすという行程が必須だったが今回は舞台がミアレシティ「のみ」なのでマップの切り替えがミアレシティ内で完結している。
だからこのミッションをこなすにはこのマップのどこどこに行って…みたいな「思考→行動」の過程で発生するストレスがほとんどない。
しかも一個一個がサクサク終わるものばかりなのでサイドミッションへのとっつきにくさというか「あ〜めんどくせ〜」みたいなうっすらと滲んでくる気持ちが今回はほとんどなかった。
サイドミッションコンプがかなりやりやすくなっているしそこで出会う奴ら出会う奴らみんな頭がおかしいのでその内容にも結構面白みがあって大変に美味しかった。
やってることはもう龍が如くなんだよね。
神室町がミアレシティに変わっただけで。
ミレニアムタワーみたいなもんもあるし!
最早ポケモンが如く。
何が言いたいかというと発売当初ネット上でつつかれていたネガキャン要素の「ミアレシティでしか行動できない」、というポイントは個人的には大いなる評価ポイントでしかなかったのだ。
(大体この手の発売早々に流れるネガキャンって実際にプレイしてみると全然違うことが多いので当てにならないんだよな…)
むしろおかげで「この街を守るんだ」という気持ちがプレイを重ねていくことで強まっていく。
そしてワイルドゾーンやクライマックスのあれそれで容赦なく変化していく街並みは「愛着を持ち始めた街」「変化していく街並み」への答えのない問いかけが投げかけられているかのようで時代に合わせたのかたまたまなのか、日常の変化をどう受け入れるか、その答えをプレイヤーに委ねているんじゃないかとすら考えてしまった。
えー、多分考えすぎですね。
でも考えちゃったよ僕は。
普通だった場所が野生ポケモンが闊歩してエリアで区切られ気安くは入れなくなってしまっているしおそらく最近まで稼働していたタクシーなんかが打ち捨てられていたりもする。
夜はトレーナーが地上から屋上までメガシンカまでも駆使して大騒ぎ中。
街にいる人の中には現状に否定的な人も多くいるのも当然だよなって。
ポケモン増えて臭え!って人もいれば色んな人が入り乱れる街の現状に苦言を呈する人もいるわでみんながみんな変化に順応できるわけではないっていうのはしっかりと描写されていて結構真面目だったなと。
この変わっていく風景を現在進行形で体験していく中で抱く考えはプレイヤー一人一人違うことだろう。
これまでとは違う形で新生していく街をどう見つめていくか、というのは現代的なアプローチで個人的にはすごく刺さって良かった。
ある種ポケモンらしい「毒」と言っても良いかもしれない。
後やっぱりキャラですよキャラ!!ストーリーも良いけどそれはやっぱりキャラがいいから!!
PV時点ではうーんキャラ好きになれるかなあとちょっとドキドキしてたんだけど全然杞憂でしたわ。
デウロ可愛い!!→マチエールさん可愛い!!→カナリィ可愛い→ムクちゃん可愛い!!→カラスバズルいってお前!!→デウロ可愛い!!のループに囚われてしまった。
我ながら節操がないがいいなと思ったキャラが次々惜しみなく再登場してくれるのでこちらの情緒だってそりゃおかしくなる。
赤緑青とか金銀の頃を基準にするとせっかくこのジムリーダー魅力的なのに全然出番なくてもったいねえよ!!とガキの頃に感じていた不満が昨今では気持ちいくらいに解消されていてこの辺がポケモンは上手くなったよなって改めて感じましたね特にこのZAで。
ポケモンと同じくらいトレーナーも重視してくれているのでもう強すぎるよこのコンテンツ。
ちゃんとキャラクター描写もウケを狙いに行ってその上でちゃんと外さねえというエイムの良さ。
ナンジャモの時より配信界隈の解像度が上がっている感を感じさせてくれたカナリィ、マスクをファッションに取り入れたり歴代キャラと比較しても大きすぎるバストに「えっええ!?どうした!?ありがとうございます!!」と感謝しちゃったり、バ美肉ネタまで揃えたり最終決戦でも率先して駆けつけてくれたりこんなん人気でないわけねえだろ…ってくらいキャラクターとして作り込まれていて素晴らしかったね…

そのファン、カナ友であるムクも最初はモブキャラとして群衆に紛れ込ませつつプレイヤーに「誰!?この可愛すぎるシャンデラっ娘は!?モブにするには惜しいって!!」と思わせつつすぐにいいえモブではありませんネームドキャラですしてくるのは流石に制作側転がしに来てんなと思いましたよ。
下手すると本命のカナリィより人気が出かねない性格と最高峰ビジュアルのムク。
ポケモンを出した時の「行け」みたいな指差しポーズからジャスティスポーズ、カナリィを見つめる時のカナリィ以外どうでもいいと思ってそうな「カナリィ♡」のセリフ、カナリィと並んで登場した時なんか公式がついにこっちを本気で殺しに来たんだなと覚悟したくらいだよ。
何よりもカナリィにしか目がないと思わせながら最終決戦で主人公にグータッチを積極的に求めつつグーは恥ずかしいのか指でチョンと拳の頭に触れるといういきなりすぎるこちらへの感情描写。
間違いない。
ゲーフリはカナリィとムクを使ってこちらを抹殺しに来ている。
確信だよこれは。

この2人だけでも十分すぎるくらいお釣りが来るのにカラスバさんよ。
カナリィ以上にあざといと思うよこの人。
実は社会貢献してくれているスジモンというどっかのニセコイで見たな…ってやつではあるんだけど社会奉仕を通してこちらの内面を見定め一個人として主人公への興味を深め最終的にはこちらに執着するというこんなん女性プレイヤーみんなカラスバの女になってしまうんじゃないか…?と戦慄するくらい登場してからその表情や仕草でプレイヤーを魅了し続けるあざといキングカラスバ。
主人公との再戦のために影でこっそり特訓してたり最終決戦での人間ハシゴコントみたいなギャグもこなすので隙がない。
カナリィとカラスバで男女問わず沼に引き摺り込んでやるという固い意志を感じたまである。

いいのかゲーフリ。こんなことをして。
次の新作でこいつらを超えるキャラを用意できるのか?それくらいのモンだぞ今回のキャラ達!!
どのキャラも全員戦友!ライバル!!仲間!!って描写ばかりだったのでシリーズ内で恋愛っぽさがまるで無くてカラッとした爽やかな空気感なのも大変良い。
しかもそういう想像を働かせたい人を否定するようなものがあるわけでもないので全方位に対して優しいなと思いましたね。
プレイヤーに愛着を持たせるキャラクター描写のバランスの良さとキャラの魅力。
SVの時もすごいなと思ったけど今回はそれを超えたかも。
で、ストーリーもちょうど良い塩梅でXYの正式な続編という側面は持たせつつもこれ単体でも全然楽しめる仕上がりだった。
ストーリーがかなり良かったSVと比較すると個人的にはやや落ちるところではあるんだけどそこはSVが良すぎたということで、ZAもちゃんと良かったよ。
戦争とか兵器とか血生臭いワードが飛び交いつつ「死」というものをイメージさせる台詞回しなんかも多々見受けられるなど命の重さという点では歴代で一番あったなと、そこが個人的な高評価ポイント。
新鮮だったんだよななんか、ここまで直接的に「死」について向き合ってくるポケモン。
そしてその辺の重さを内包しながらそれを背に走り駆け抜けていくミアレの若者達というテーマは重いのにどこか晴れやかな明るさがあり続けたのが本当に良い。
アルファベットの最後の一文字である「終わりを意味するZ」、そして最初の文字である「始まりを意味するA」。
なぜZAだったのか、そのタイトルの真の意味に気付いた時に「あーーーーーーー!!!!好き」とこのゲームが大好きになっちまった。
こんなん見せられたらZAから離れづらいよ!!
いやもう本当に楽しいゲームでしたZA。
コンプ要素も一部を除けばかなり回収しやすくポケモン図鑑なんかは歴代でも一番埋めやすいんじゃないかこれ?と思ってしまうほど。
しかも衣装も豊富でこれに関してはSVの遥か上をも行っている。
(というかSVは衣装のレパートリー少なすぎたわけだが)
その辺も含め色々と今後のシリーズへの期待を高めてくれる一本にもなっていたと思う。
SVはすごく楽しかったし時間泥棒されたわけだがその一方で「Swithでやれるポケモンの限界」を感じさせられてしまったところもあるのでZAはまだやれるよ!と示してくれたように感じて嬉しい。
シリーズファンはもちろん、ポケモンやったことないよ!っていう人にも胸を張ってお勧めできるポケモンでしたZA。
お前のおかげでな、僕はまだローラ姫を助けに行けてないんだ。
本来ならとっくにHD-2D版ドラクエⅠ・Ⅱをやってるはずだったんだそれをお前…!
まだDLCが全然クリアできてねえんだよ!
ちくしょう何個ドーナツつくらせやがる…!!
(結構めんどくせえ!!と思いながらもアンシャが可愛いからギリギリ許してやるか…と歯軋りしながらプレイ中。)
くそっごめんりゅうおう、ローラ姫、もうちょっとそのままでいてください。ミアレからまだ出られそうにありません。
僕はドーナツ屋さんに通っています。
ではまた何かしらの記事で。
(DLCについて書くかは…わからん!!)
